2012年8月

お知
らせ
2012年8月14日

小冊子『ちのり』創刊準備号!

 

 

こんにちは、ホラー映画で冷え冷えの夏を過ごしております、鎌倉ちのりです(空元気)。
8月11日から、京都・ガケ書房さんでの夏休み限定出店が始まりましたが、今日は、そこでも置かせていただいている小冊子『ちのり』について紹介させていただきます。

そもそものきっかけは、
数年前、京都ちのりを含めたこわいもの好きたちでこんな話が出たことです。

「ホラー好きって社会的な立場が弱いよね」

たとえば、稲川淳二さんの怪談ナイトに行って超感動したことを職場で話すことができなかったりとか。
自宅ホラービデオ大会のために職場の先輩の結婚式二次会を欠席したときは、「方便かと思ったら本当だったんですか」と後輩が涙を流して笑い出し、「これがレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブ(当時来日していた)だったら『仕方ないですね』だったんじゃないか」と考えたりですね(でも先輩すみませんでした)。
みんな、そんな経験を少なからず持っていました。
今は堂々と言えますし、ホラーや怪談自体もだんだん市民権を得てきたと思うのですが(ですよね…?)、やっぱり「レッチリが好き」とか「村上春樹が好き」と同じようにはいかないなあと。

こわいものが好きって、もっとふつうに話せる世の中にしたい。
それが私たちがずっと思っていたことで、あわや朝まで生テレビなみに話はだんだんアツくなり、夢語りに移っていきました。

「こわいものをふつうに扱った媒体があったらいいね」

イメージは、暮らし雑誌(『クウネル』『暮らしの手帖』など)の隣に置けるホラー誌。
ちのり文庫のコンセプトにも「こわい本と暮らし」と掲げていますが、
幽霊がいるかも、というゾッとした気持ちは、暮らしをとても新鮮に、ちょっとしたエンターテインメントにしてくれます。
かわいい朝ごはんのアイデアや、お気に入りの器があるだけで暮らしが楽しくなるように、こわさをかもす本やアイデアでも同じことがいえるのです。
私たちは、「こわさ」のまさにそういうところを愛しているのでした。

そのへん語り出すと長いのでおいといて、
その夢をちょっとだけかたちにしたのが、今回の『ちのり』創刊準備号です。
いろんな企画ネタはたーーくさんあるのですが、創刊準備号ということでまずは分かりやすいエッセンスを吐き出させていただきました。
私たちが大好きな「こわさ」がどんなふうに暮らしを楽しくしてくれるか、
9つのの提案をしています。
ぜひ、お手にとっていただけたら嬉しいです。
そして、次の第1号はさらに炸裂していく予定ですので楽しみにしていただけたら幸せです。


中身ちょっとだけどうぞ〜

 
【隠れた見どころ】
14ページの写真。
これ、京都の町家に住んでいる京都ちのりの自宅です。
撮影されたのは深夜2時。まさに幽霊時間となっております。
裏話しますと、翌朝印刷所に入稿したかったためSkypeで深夜に連絡し、撮りたてをすぐ送信してもらったのです(鬼畜)。

「すげーこえーー!」

京都ちのりが奥歯を鳴らして撮ってきた写真は元はまっくろで何も見えなかったのですが、これを画像編集ソフトで明るくしていくと、次第に見えてくる部屋の様相……
誰かの顔が映るんじゃないか。PC作業もそうとう怖かった!
若干へんな影がありますので、お楽しみに。

 
【オンラインで買えるお店】
次の2つのお店でお取り扱いいただいています。ありがとうございます!
ガケ書房 (京都)
books moblo (鎌倉)

 
次回は、この夏ちのり文庫が開発しました「あいうえお怪談パズル」の遊びかたを徹底ガイドします。深川怪談で配布したほか、冊子『ちのり』におまけとして付けています。これ、やってみると楽しいんですよ!
ではでは、また。

(鎌倉)