文様作家・怪談蒐集家Apsu Shusei氏の怪談ブランド「Howling Ghost」の夏のイベントに今年も参加します。多種多様なアーティスト/クリエイターによる怪奇アート作品&グッズで埋め尽くされる空間の一角に、(本)ぽんぽんぽんさん、書肆鯖さん、本屋プラグさんと力を合わせて怖い本のコーナーを展開します。怪談会も絶賛予約受付中!詳しくは下のチラシとApsu氏のブログをご覧ください。
昨年7月、祇園祭・宵山と同じ日に開催した「京都怪談ブックマルシェ」。その運営メンバー(Apsu、魍魎オカルト会議、ちのり文庫)が今年も再び集まって、新たな怪談イベントを行います。
今回は、文様作家にして、新進気鋭の怪談師・怪談蒐集家のApsuさんプロデュースの怪談ブランド「Howling Ghost」の元、イベント名を「Howling Ghost Market」と銘打ち、怪談会、怖いアート展示、怖いグッズ&本の販売と、様々な怪談の魅力を展開していきます。
会場は京都・三条の繁華街にある「ピースホステル三条」。世界中の優れたホステル&ゲストハウスを表彰するアワード “HOSCARS” で日本ベストに輝いた素敵すぎるホステルです。
ちのり文庫はここで新刊・古本のコーナーを担当します。今回の目玉は和歌山の本屋プラグさんと展開する「怪談入門セレクション」。汐文社さんの協力で装画の原画展示を行う「文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション」や「えほん遠野物語」をはじめ、「こわい」以外の魅力が詰まった新刊本をセレクト。(本)ぽんぽんぽんさん、書肆鯖さんのひとクセ以上ある独特本屋さんたちとの「怪奇古本市」も!
イベントの全体像は「Howling Ghost Market」の公式サイトでご確認ください。
怪談会のご予約も受付中です。スタイリッシュで居心地の良い空間で、これまでに無い怪談体験をお楽しみください!
(京都)
6年前の記念すべき「第1回 天神さんで一箱古本市」で異彩を放ち、それを最後に関東へ旅立ってしまった「サバカルチャー」さんが、「書肆鯖」として天神さんに帰ってきます。
いちお客として覗いた鯖さんの一箱に心打たれ、天神さんデビューを果たした第2回からずっと、なんとなく鯖さんの空席を埋めているかのような気持ちで出店していたちのり文庫にとって、これはなかなかに感慨深い出来事です。
「サバカルチャー」改め「書肆鯖」さんは、絶版漫画を中心に”とんがった表現”の本を主に扱われていて、その中に多く含む怪奇・ホラージャンルの品揃えには常に唸らされています。
そのラインナップをネット上のお店で確認することはできますが、直に手に取れる距離で展開された時の、あのえも言われぬ雰囲気は、うまく説明できない独特の魅力があります。
鯖ワールドをダンボール一箱の限定領域で感じ切ることは不可能!…と、主催の榊翠簾堂さんが判断されたのか、鯖さんは一箱の制限をなくした解放エリアに出店されます。そして、そのサポート役として、「(本)ぽんぽんぽん ホホホ座交野店」さんと一緒に、ちのり文庫もそのエリアに入れて頂けることになりました。
これでアクの強い3組による、無法に近い自治区が完成と相成りました。
このエリアが全体の会場の空気にどのような影響を与えるのだろう、初夏の爽やかな薫風を台無しにしないだろうか…、と考えつつも、めでたい鯖さんの凱旋パレード、全力で生臭いうちわをあおぎ倒したいと思います。
本イベントに臨む鯖さんの意気込みはこちら!
(京都)