古本市

古本市
2013年11月19日

第五回 天神さんからおでかけ一箱古本市

 早くも第五回目となる「天神さんで一箱古本市」
 今回は”おでかけ編”として、JR長岡京駅前のバンビオ広場で開催されました。
 ちょうどこの時期は、長岡京ゆかりの細川ガラシャにちなんだ「長岡京ガラシャ祭」を盛り上げる「ガラシャウィーク」期間中で、当日のバンビオ広場も、ご飯やお菓子の屋台が並んでいたり、ミニライブや小学生のコマ回し大会などの催しが行われていました。

お店とお客さんと音楽がひしめく賑やかな空間での開催

賑やかなバンビオ広場

タケノコと竹炭の化け物、しろんちゃん

しろんちゃん

 今回注目を集めたのは、主催者・榊翠簾堂さんによる「ゆかり文庫」の一箱。
 関西〜関東の名だたる本屋さん提供の文庫を一堂に集めた、まるで高級おせちのような一箱で、他の店主さんたちが次々と箱の前を訪れては、目をキラキラさせているのが印象的でした。

メリーゴーランド京都さん提供のダール短編集をお持ち帰り。手書きコメントの帯がうれしい

あなたに似た人

「古本よあけ」さんがちのり向けに持ってきてくれた横溝正史×つのだじろうも収穫の一つ。感謝!

悪魔の手毬唄

 そして、今回いちばんの思い出となったのは、名誉ある「榊翠簾堂賞」を受賞したこと!
 「初心を忘れた常連」枠にぼんやりと居座っているものと思っていたので、授賞式で名前を呼ばれたときは驚きのあまり頸椎が外れるかと思いました。

榊翠簾堂賞

 受賞理由は「これからもがんばって欲しいから」。表彰状には「めげないで、また次も来てほしーの賞」の文字が…。
 …そう、ぼんやりしすぎたせいで、今回のちのり文庫の売り上げ冊数はわずか1冊、よもや完全試合を達成しそうな成績に喝を入れられたのですね…、逆説的に…。
 恥ずかしさのあまり『スキャナーズ』ばりに頭部が爆発した後、受賞記録のノートに粛々と反省文を綴らせていただきました。

 でも、めげてません。次回も参加させていただきます。
 地獄の最下層「コキュートス」に堕ちたちのり文庫がどのように這い上がるのか、あるいは、這い上がらないのか、その結果をニヤニヤと確かめに来ていただければと思います。

(京都)


古本市
2013年6月5日

「第四回 天神さんで一箱古本市」に出店しました

長岡天満宮

 ちのり文庫が初めて関西の一箱古本市に出店したのが昨年春の「第二回 天神さんで一箱古本市」だったので、あれからちょうど1年経ちました。
 雲ひとつない空からの日差しに、昨年たいへんだった夏日を思い起こす日和。
 ただ今回は、主催・榊翠簾堂さんによる念押し念押しの注意喚起による万全の暑さ対策と、雨が降ったりやんだりだった昨年秋の「第三回 天神さんで〜」で生まれた「場所移動はご自由に」システムのおかげで、わりと快適に過ごすことができました。
 何よりも、出品した本の魅力について語ったり、心霊スポットの情報をいただいたりと、いつにないお客さんとのコミュニケーションに暑さを忘れることができました。暑い中来ていただき、ありがとうございました。また怖い話などを聞かせてください。

古本市のようす

店頭1

店頭2

 いつにないと言えば、今回の出店者さんは35組。過去最多です。
 自宅の軒先で密かに古本を売られている「狂言屋」さん。JR長岡京駅前にある新刊書店「恵文社 バンビオ店」のスタッフさんによる「ヒトノホン」さん&「ブックスダカラ」さん。神戸・岡本での古書店オープンに向けてがんばっておられる「びすこ文庫」さん(本猛烈買取中!)。
 …などなど、プロの古本屋さんと古本好きの素人さんを両端に、その間をずらりと埋める多彩な面々といったら…!
 ひと言で「プロアマ問わず」と言えない、出店者さんたちの本に対するスタンスのバリエーションを楽しむのも醍醐味かもしれないですね。

 さて、次回、秋に予定されている「第五回 天神さんで一箱古本市」はイベントとして新たな展開になりそうとのこと。回ごとに試行錯誤され、より良い方向にぐいぐいと引っぱっていく榊翠簾堂さんの次のアクションを楽しみにしつつ、出店者として少しでも貢献できるよう、より「異形」なる一箱を作るために、賽の河原に石を積むがごとしの「こわい」古本探索を続けていく所存です。

追記:
主催・榊翠簾堂さんのブログにて、当日の模様が続々アップされています!
第4回天神さんで一箱古本市 顛末記1
第4回天神さんで一箱古本市 顛末記2 「表彰式」
第4回天神さんで一箱古本市 箱全部!
第4回天神さんで一箱古本市 リンク集
第4回天神さんで一箱古本市 「一押し本」集
第4回天神さんで一箱古本市 「一押し本」集 その2
 
(京都)


古本市
2012年11月12日

ブックカーニバル in ミサキに出店しました

こんにちは、鎌倉ちのりです。

11/3(土)に、ブックカーニバル in ミサキに参加させていただきました。
三浦半島の先端の港町、三崎が大好きな人たちが集まった「ミサキファンカーニバル」の一環です。
古本市のほかにもいろいろなイベントが同時開催されていて、
会場は大盛り上がりでした。

すごい人。生パスタ、パン、お菓子などの食べもの屋さんから、帽子、洋服、バッグなどの着るもの屋さん、雑貨屋さん、音楽、古道具、ワークショップなどなど……。どれも素材感を大切にした品々が揃い、気持ちのよい三崎のまちによく合うものばかりでした。今回がはじめてのフェスということですが、本当にずっと続くといいなあと、来た人みんなが願ったんじゃないかと思えるイベントでした。

さてさて、そんな会場の一角でブックカーニバル。ぜんぶで8店かな(違ったらすみません)?
机をひとつずつ貸していただきまして、いつもの一箱にはない広大な敷地に戸惑いましたです。

先日のドッキリヤミ市とは対極のごとき、のんび〜り感。なんかもう、昼寝できるわ〜このまま……。そうそう、ドッキリヤミ市を主催された「たけうま書房」さんも来てくださいました。いつも楽しいお話を聞かせてくださるおなじみのお客様にもお会いできたり、開店早々「ちのり」とシールを何枚も買ってくださった方がいたり、今回もいろんな方と会えて最高でした。
来てくださった皆さん、本当にありがとうございます!

なかでも、今回の面白いナンバーワンといえば、
会場でコンサートを開催していた地元の「かもめ児童合唱団」の男の子たちです。
「これこえええ!」と『裸族のミイラ – 食人種の世界』を食い入るように読んでいた少年をはじめ、日野日出志などもすばらしき熱気で皆さん読まれてました。一時期、ちのり文庫は男子に囲まれ、すばらしく異様なムードかもしてました。やっぱり怖いものって、子どもの友だちですネ!
鎌倉ちのりのモットーは「こわい本 家置き嫌なら ここで読め」です。もうどんどん立ち読みしてくださいと。「そういや昔、へんな女が売ってるこわい本読んで震えたわー」みたいな思い出のひとコマになれると思うだけで喜びで床ゴロンゴロンできます。

最後は、少年のひとりのお父さんが、中岡俊哉の『幽霊を見た!』をお持ち帰りされました。実は、そもそも少年たちをちのり文庫に誘ってくださったのはこのお父さんで。
「やべーよおとうさんそれやべーよ」「大丈夫、父ちゃんがざっと読んで、これはいけるっていうのだけ読んでやるからな」。素敵父子です。涙が出そうでした。
「次は心霊写真の本多めに持ってくるから」と言うと、「え、またくるの?」って言われましたけど。

 

あとは、「BOOKSよっしー」さんがレトロな電気自転車みたいなのを子どもらに披露していて、それが映画のワンシーンみたいだったことも思い出深いです。フランスの昔の詩人みたいでホント素敵でした(イメージですみません)。お隣の「ワールドビレッジ」さんは、額縁にご自分が世界を旅した写真を入れて出品しており、すごくいい写真でした。一つ購入。

リオのカーニバルの練習場風景だそうです。これを見るたび、ミサキのあの特別な雰囲気を思い出せそうです。来年もまたありますように〜

(鎌倉)